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158円の激安ビール、イオンが販売へ


報道によると、イオンは2日、国内初となるプライベートブランドビール「トップバリュ バーリアルラガービール」を9日から順次発売すると発表した。

注目すべきはその価格で、1缶(350ミリリットル)158円と、国産メーカーブランドよりなんと40円から70円も安いのだ。イオンは昨年6月に88円で発売した第3のビールがヒットしており、今回も低価格による広い間口を武器に支持を勝ち取りたい考えだ。

88円の第三のビールが販売されたときは、自販機の清涼飲料水よりも安いそのお値段に衝撃を受けたが、今回のプライベートブランドビールも他社に比べて大幅に安い。価格を重視したいけれど、やっぱり第三のビールではなく、本物のビールを楽しみたいという人に人気がでるのは間違いない。

バーリアルラガービールはその価格だけではなく、コーンスターチなどの混合物を使用せず、麦芽100%で製造。

麦芽には微量の黒麦芽を配合してコクと苦味を出し、ホップはドイツの名産地のものを採用した本格派だ。全国のグループの総合スーパーや食品スーパー、コンビニエンスストアのミニストップなどで販売する。年間なんと1億缶の販売を目指している。

製造するのは韓国のメーカーで、韓国の港から海上輸送で日本の自社物流センターに近い9カ所の港に運ぶ。国内陸送距離の削減で全体の物流コストを低く抑えられることが、158円の商品価格を可能にした大きな要因だという。グループの小売り約3700店で一括大量発注できるスケールメリットも発揮される。

そのお値段の安さから、一度は試してみたい気持ちになるが、今までお気に入りブランドのビールを飲み続けて来た生粋のビール党の心をイオンはつかむことができるのだろうか。

過去最低のビール出荷量


ビール5社、過去最低の出荷量 

またしても、日本経済とって良くないニュースだ。ビール大手5社が12日発表した今年1~6月のビール類の課税出荷量は、前年同期比3・5%減の2億32万ケース(1ケース=大瓶20本換算)で、集計開始以来、上期として過去最低の水準となった、と報じられた。主な原因はというと、東日本大震災後の自粛ムードで業務用の販売が低迷したことと、6月の天候不順の影響だろう。

しかしながら、低価格の「第3のビール」は、3・2%増の7164万ケースで全体の構成比は35・8%と上期としては過去最高となった。自粛ムードで外出を控え、低価格の第三のビールを自宅で飲む人が増えたのだろうか。

アサヒビール2年連続の首位を守る

また上期の各社別の課税出荷数量シェアは、アサヒビールが37・8%で2年連続の首位に立ち、キリンビール(36・1%)の追撃を振り切った。サントリーは13・6%、サッポロビール11・6%だった。

6月単月の課税出荷量は前年同月比11・1%減の4134万ケース、「第3のビール」の構成比は35・0%と、初の4割超えとなった5月を下回った。

いよいよ夏本番を迎え、各社ともに上半期の出遅れを取り戻そうと工場をフル稼働させて生産にあたっている。節電の影響もあってまさに暑い夏、昨年度比10%増の夏期出荷を見込んでいる。

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