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愛犬と楽しく住める家


報道によると、家族の一員であるペットに配慮した住宅が近年注目が集まってきている。

景気悪化の影響もあり、ここ2年ほどは微増の成長になっているペット産業。だが、「日本における空前のペットブーム到来」と言われ、順調に右肩上がりに成長してきた市場は現在も1兆円を越える大きさを誇っている。

確かに、「庭付き一戸建てにかわいいわんちゃんと遊ぶ子供たち」というのは永遠のあこがれだと思うのは私だけではないだろう。しかし、実際のところ日本の住宅事情では庭付き一戸建てに大型犬はなかなか難しい。

最近の日本のペット市場は「小型化」「高齢化」「室内飼育」の3つのキーワードからなり、住宅事情を反映した「小型化」「室内飼育」という2つのキーワードは住宅メーカーからも熱い視線を浴びている。

具体的に言うと、犬においては、ミニチュア・ダックスフンド、チワワといった小型犬種の人気が高く、飼育場所も7割以上の世帯が室内を占めており、猫も8割が室内飼育というデータがある(ペットフード協会調べ)。この結果、ますます室内での飼育環境は重要な要素になっているのが現状だ。だが、室内飼育の環境は千差万別。果たして“もう一人の家族”は安心して暮らせる住環境を手に入れているだろうか?

近年、犬の関節系トラブルがクローズアップされているが、これは近代住宅の床材の主流であるフローリングが、犬にとって硬くて滑りやすく、そしてバランスが取りづらいために、股関節形成不全を引き起こしたり、O脚になりやすいと言われているから。さらに、ソファーなどから飛び降りた際に、骨折や脱臼の危険性もあり、飼い主は室内飼育に気を遣わなければならなくなった。このようなトラブルを受け、関連団体などは室内飼育におけるガイドライン策定や啓蒙活動を盛んに行う動きも見せている。

一方、住宅メーカーもペットと暮らす事を前提とした戸建住宅の提案を行う企業が増えてきた。しかし、建替えともなると大掛かりになってしまう上に、コストも高い。そんな中、積水ハウスはリフォーム対応で“滑らない”“傷つかない”“丸洗いできる”というペット専用の床材「ファブリックフロア」を販売している。適度なクッション性によって、土の上の歩行感があり、部分的な交換も可能なメンテナンス性を備える。

このような「ペット共生住宅」は確立したペット市場を背景に、ひとつの選択肢として今後もますます成長していくに違いない。家族の一員に配慮した住まいづくりはますます注目される。

不勉強のわたしにとってフローリングが犬にとって危険な存在であるというのは初耳だ。たしかにアメリカではカーペットの家でペットを飼う人が圧倒的に多いが、それでは衛生面がきになってしまう。住宅メーカーが率先してペットに優しい家を造る動きは評価したい。近隣トラブルや貸家でのペット飼育など、日本ではペット飼育環境を整えるのはなかなか難しい。それでも、日本で生活かわいいペットたちが幸せに私たちと暮らすことができるよう、少しずつでも改善されていってほしいものだ。

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