男子より女子は就職活動に現実的選択?!
投稿者 editorfrj の 2011年7月7日就職氷河期が続く中、今春卒業した大学生のうち、正社員など正規雇用で就職した割合は、女子が66.4%で男子の57.7%を8.7ポイント上回っていたことが分かったと読売新聞が報じた。読売新聞は2008年からこの調査を始め、今回で4回目になる。今年は、就職支援などをテーマに質問をし、全学生数の94%をカバーする回答率となった。
就職活動でも肉食女子、草食男子?
草食系男子という言葉がブームになった数年前から、恋愛での男女の力関係を表現するこの肉食女子が草食男子をとって食うなどと揶揄される現象が起きている。これは就職活動でも同じことがいえるのか?たしかに私の周りの女性陣をみるとイキイキして輝いているアクティブな若い女の子が多いのに対して、男性陣はテレビゲームにアニメ、アイドルなど自分の趣味には本領をはっきするものの、それ以外はまるっきりダメなんていうダメンズも少なくない。
それでも、就職活動で女子が男子より現実的な選択をしている傾向がうかがえると分析しているが男女別の正規雇用率が判明したのは初めてのことだ。
記事は理由について言及していないが、女性の方が性格的に現実的という点に加え、男性は一生働き続けるかも知れない会社に妥協したくない。それならば、非正規雇用の一時的な仕事を見つけつつ、正規雇用の仕事探しを続けたいということではないだろうか。
また、男女合わせた卒業生の正規雇用率は昨年の調査よりも0.1ポイント下がって61・5%にしか満たない。