ドコモ、ソフトバンクの後を追って発電事業参入へ
投稿者 editorfrj の 2011年7月8日基地局で太陽光や風力発電
携帯電話国内最大手のNTTドコモは電力事業に参入する方針を明らかにしたと朝日新聞が報じた。
行われた記者会見によると、携帯電話と電波を交信する基地局の鉄塔周辺に、早ければ来年度から太陽光パネルや風力発電設備の設置を開始することを検討している。
自然エネルギーで発電された電気はドコモが使うだけではなく、数年内に基地局で余った電力を外部に売る方向で具体化を進めている。
ドコモの山田社長は「環境にやさしい基地局をつくる。電力が余れば売電してもいい」と述べた。電力事業をめぐっては、ソフトバンクが各地の知事らと連携して太陽光発電を始める計画をすでに打ち出しており、ネットワーク事業者である通信会社による参入表明が続いている。
驚くべきことにドコモの基地局は国内に約9万局ある。そして今回、東日本大震災がきっかけとなって太陽光発電設備などを整備した「グリーン基地局」の開発に着手することとなった。まず2012年度に全国約10カ所を整備し、13~15年に電力の需給調整をITで最適化するスマートグリッドの構築を目指している。
天候などによる発電量の変動に応じて電力会社の電力も使うが、余った発電分はバッテリーにため、ピーク時や停電時の電源にするほか、使い切れない電力を売る計画だ。
ソフトバンクに続いて2件目となるネットワーク事業からの参戦、この流れにAUは続くのでしょうか?エコな発電事業が格安で広がれば、電気料金の値下げにもつながっていいのではないでしょうか。