検索:

TDR震災の影響で客足遠退く、38億円の赤字


東京ディズニーリゾート(TDR)を運営するオリエンタルランド2011年4~6月期連結決算を4日発表した。

衝撃的なのは、本業のもうけを示す営業損益が30億円の赤字(前年同期は130億円の黒字)、最終(当期)損益は38億円の赤字(同62億円の黒字)となったことだ。

前年度が62億円の黒字だったことを考えると、震災の影響で失ったものはあまりに大きいといえる。

4~6月期の赤字は、四半期決算の公表を始めた04年3月期以来初めてだ。東日本大震災の影響で、東京ディズニーランドなどを約1カ月間休園したことが主な原因だ。

売上高は前年同期比43%減の485億円、経常損益は31億円の赤字(同129億円の黒字)。震災の影響に伴う特別損失は、既に11年3月期連結決算で97億円を計上したが、4~6月期も休園期間中の人件費など38億円を計上した。

国内の観光業は震災の影響を受けかなり痛手をうけており、海外からの観光客も激減した。とくにTDRのある浦安では液状化が見受けられ断水が続くなどの深刻な影響を受けた。

震災翌日から、TDLは4月14日まで、東京ディズニーシーは4月27日まで休園し、再開後も主に地方からの来園者数が減少した。7月以降の来園者数は「前年並みに回復している」が、12年3月期の業績予想は「夏休みの集客状況などをみて策定する」として9月中間連結決算発表の際に発表する。

私自身TDRは大好きで日本に帰国する旅に遊びに行くのだが、震災後の従業員の対応がネットを中心に絶賛されイメージアップにつながったTDRでさえ震災の影響がこれほど大きいとは驚いた。楽観的観測ではあるが、TDRは夏休み中に計画停電等の影響をうけなければ、業績を取り戻せるだろう。しかし、地方の遊園地や娯楽施設を考えると、その状況はあまりに厳しい。

関連記事

コメントなし

RSS コメントの。 TrackBack URI

コメントを残す

XHTML: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

このブログはWordPressによって供給されています   |   コンテンツの使用条件   |   免責事項

FinancialRed.com | 日本チャンネル